「塩谷哲トリオ」
日時:2012年8月26日(日) 2nd 19:15~20:49
会場:ブルーノート東京
出演:塩谷哲(pf)、井上陽介(b)、山木秀夫(d)
【演奏曲目】
1.Delicious Breeze
2.Afterscent
3.Deep Affection
4.Let Love Lead Me
5.Wind and Leaf
6.Storm Front
アンコール
7.Mas Que Nada (Sergio Mendes)
8.Here,There and Everywhere (The Beatles)
ブルーノート東京でのライブ3日目(最終日)の2nd。
2日目の2ndからの変更点
5曲目:「Mr.D.F.」→「Wind and Leaf」
1stと2ndで入れ替わった格好です。
とうとう東京最終日。
2日間で再構築された3人の「信頼感」と、今日で最後だという気持ちで盛り上がらないわけがありません。
それは客席にいる私たちもそう。
最終日だけを聴きに来た人にもそういうのは伝わります。
ソルトさんの書く曲、本当にいいんです。
4月の「SUPER SALT BAND」のときと同様、今回も新曲はなかったわけです。
でも、どの曲も「これっていい曲だよなあ」と再認識できるものばかり。
久しぶりに接する曲たちに私は初日は「懐かしいなあ~」と感慨深げでしたが、徐々に「やっぱりファンになって聴くようになった所以はここにある」との思いが強くなりました。
暴れまくる「Storm Front」から、バラードの「Jerash」まで。
ソルトさんらしいメロディ、
メリハリのあるアレンジ、
それらを忠実に演奏しつつ三人三様のスパイスが加えられる。
一人のスパイスが二人に影響を与え、そのときしか起こらない変化が生じていく。
そして再び、基になったメロディとアレンジに戻る。
また変化が起こる。
この繰り返しで、盛り上がったり静かになったり。
これでやられてしまうんですよねえ、リスナーは。
中四日空いて、大阪でラストです。
この四日間というのが演奏に微妙に関係してくるのかどうか、楽しみに待ちます。