塩谷哲 ピアノ・ソロ・コンサート 2008 in Hyogo(兵庫県立芸術文化センター)

塩谷哲ピアノ・ソロ・コンサート 2008 in Hyogo(兵庫県立芸術文化センター 小ホール 2008年5月23日(金)19:00開演)に行ってきました。

ソングリスト

1.Morning Bliss
2.Earth Beat
3.Ladies In Mercedes
4.Side By Side (We Go)
5.(失念です。私としたことが。カバー曲です)

(休憩10分)

6.Mr.Tap-man
7.ワルツ・フォー・ロンコ
8.Enharmonie
9.あこがれのリオデジャネイロ
10.Pray
11.Spanish Waltz

(アンコール)

12.Forest

兵庫県立芸術文化センター小ホールは木目調で音響の素晴らしいホールです。
SALTさんのソロも2年前の秋に一度ありました。
「この大きさで東京のサントリーホールみたいで、この日を本当に楽しみにしてたんですよ」という言葉通り、楽しんで弾いている、ホールと客席に弾かされている、というのが伝わってきた演奏でした。

サイン会で
「弾いた音を自分であらためて耳で聴いて、それにまた揺さぶられて弾いてるようにみえましたよ」
と言うと
「弾いた音が返ってくるのを待てるんだよね。こういうホールはなかなかないです。白寿も好きなホールだけどね」
とSALTさん。

そういえば2年前初めてきたとき「練習で弾いてたら時間が経つのを忘れちゃって」と言ってました。

最近頻発してる災害の被害者の方に祈りを込めての「Pray」は、このホールで一段と映え、ジンときました。
SALTさんもこのホールで弾きたかったのではないかな。そう思いました。

この日も演奏は自由自在。
足はステップするし(よく響いてより効果的でした)手は慣らすし、鍵盤から手を離して手拍子は打つし、唸ってるし。
SALTワールドに連れてってもらいました。

この日私が感じたのは曲の入り方と終わり方。
その曲だとすぐわかる代表的メロディに軽く触ってから自由に流れるように遊んで、そして本編に入っていく。
最後はだんだんだんだんと音が小さくなっていき、小さいけどまだまだ終わらなくて、「終わりそう。でももちょっと続くかな」と思っていたら「チョン~」と高音を鳴らして急に終わってみたり。

「Morning Bliss」の最後は教会のベルが鳴ってるようだったし、「Earth Beat」は小さくなって鍵盤を叩いているのは見えてるのに音は聞こえなくてそのまま終わってしまったり、「リオデジャネイロ」はうまく書けないけどなんか洒落た終わり方で思わず「フー」と声を出してしまいそうでした。(隣の人が出してました。ファン友達のコです)

「Forest」もまた聴けてよかったです。
名古屋では聴きほれてしまいあまりメモはできなかったのでこの日は!と思ったのですが、やはりこの曲のメロディは心に染み込んできます。
ゆったりとメロディを2度弾いて高音から入る展開。
美しい旋律の中にはよく聴くと強くて力強い音の中に弱い小さい音が入り込んでいます。
気持ちいい高い音に続いて、優しく小さくなっていくエンディング。
音は次第にかすかになっていき、最後は聞こえなくなって、膝に手が置かれました。

音楽とホールへの想いが十分に伝わってきたソロ。
毎年一度はこのホールでソロをしてほしいと切に願います。

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